アレクセイ・シチェフ
“C’est dire si ce pianiste exceptionnel, grand musicien et virtuose figure en bonne place parmi les meilleurs de sa generation.”「この卓越したピアニストは、偉大な音楽家であり、巧みなテクニックを持つヴィルトゥオーゾだ。若い世代のピアニストの中で、アレクセイは最高かつ、重要な存在である。」 Association Pro Musicis, France プロムジシス、フランス
“Die Schlaglichter, die Effekte, die Alexey Sychev auf seine ganz eigene Art und Weise am Klavier schafft, sind von beeindruckender Qualität“ 「スポットライトがあたり、効果的であり、アレクセイ・シチェフがピアノの上で成し遂げた芸術は、どれも感動的なクオリティだった!」 Nordbayerischer Kurier 北バイエルン新聞
ドイツ・ワイマール、イタリア・パルマそしてグロタマーレで行われたリスト国際ピアノコンクールにおいて優勝したアレクセイ・シチェフは、世界でただ一人、リスト国際コンクール3冠を達成した。ワイマールのリスト国際コンクールでは、リスト・ソナタ賞、聴衆賞を受賞、ワーグナーソサエティ奨学金を授与された。そしてバイロイトのフランツ・リストのピアノによるリサイタル、ヨーロッパ5ヶ国に渡るコンサートツアーに招聘された。
それに加え、ダブリン、マリア・カナルス、ハエン、ヴィオッティ、ホセ・イトゥルビ、スタインウェイコンクールをはじめとする30以上の国際コンクールで優勝、入賞を果たす。また、世界各国のコンサートツアーを開催、日本、ドイツ、オーストリア、フランス、イタリア、オランダ、ポルトガル、スロヴァキア、セルビア、スイス、イスラエル、モロッコ、モルドヴァ、ロシア、アルゼンチン、ブラジル、チリ、アメリカ、中国等で演奏をし、各地の聴衆や批評家により絶賛されている。
各国のオーケストラとの共演も多く、RTEナショナル響(アイルランド)、オランダ響、サンクトペテルブルク響(ロシア)、チリ響(チリ)、ポルトガルフィル、グルベンキアン響(ポルトガル)、カタルーニャ響(バルセロナ)、トスカニーニオーケストラ(イタリア)、シュターツカペレ・ワイマール(ドイツ)、ベルギッシュ響(ドイツ)、シュターツカペレ・シュヴェリン(ドイツ)等と共演を果たす。
世界の著名なコンサートホールでのデビューも重ね、ウィーンの楽友協会(ウィーン)、Salle Cortot(パリ)へコンセルトヘボウ(アムステルダム)、パラウ・デラ・ムジカ(バルセロナ)、アイルランド国立コンサートホール、グルベンキアンホール(ポルトガル)、モスクワ音楽院大ホール(モスクワ)、チェコフィルハーモニーホール(プラハ)、Sala Argentina(ブエノスアイレス)、国立コングレス(チリ)等での演奏、また、ベートーヴェンフェスティヴァル(ボン)、「Gina Bachauer」フェスティヴァル(アメリカ)、「Semanas Musicales」フェスティヴァル(チリ)、フェスティヴァル「Pianino」(スペイン)、「Les Sommets du Classique」フェスティヴァル(スイス)等の世界各国の国際音楽祭にも招聘されている。チェコラジオ、NaxosアメリカよりCDをリリース。宮本亞門プロデュース「Next Artist」に選出され、日比谷フェスティバル等に出演。
ヨーロッパ、中東等の音楽大学、Classical Dフェスティヴァル(中国)、Yamaha Summer Program等日本国内マスターコースにも招聘され、近年では国際コンクール、PTNAピアノコンペティション(特級)の審査員を務めるなど、後進の指導にも積極的に力を入れている。
ロストロポーヴィッチ奨学金を得て、モスクワ音楽院を卒業、ザルツブルグモーツァルテウム、ウィーン国立音大を経て、ドイツ政府給費留学生(DAAD奨学金)として、ミュンスター音大にてドイツ国家演奏家資格卒業。モスクワ音楽院では、P.ネルセシアン、そしてネイガウスの弟子にあたるA.ナセトキンに師事。これまでに、アルヌルフ・フォン・アルニム、ジャック・ルヴィエ、ヤン・イラチェク・フォン・アルニムのクラスにて、ウィーン奏法、フレンチ奏法、ドイツ奏法を幅広く学ぶ。
公式HP: www.alexey-sychev.com
国際音楽コンクール世界連盟アーティストページ:
https://www.wfimc.org/artists/alexey-sychev